タミヤRCライブで2021年上半期発売されるモデルが詳しく説明されました!今回の目玉のひとつツーリングカーTB05Rが3月13日に発売されることが決まりネットショップ上でも予約が開始しました。

今回はTB05R開発担当 河野選手がTB05Rの特徴を丁寧に説明してくれましたので、そちらをまとめてみました。


TB05Rシャーシの大きな特徴は2点あります。まずはモータープレートが少し厚く設計されています。そして、シャーシがスーパーハードシャーシになっています。これが大きな変化になります。この2点を変更することで走りが劇的に変わっています。また、これらのパーツは現状TB05Rを購入しないと手に入れられないパーツになりますのでご注目下さい。

TB05Rはレースを意識して設計し、今考えられるベストな動きをお客様に感じて頂こうと選択式だったモーターレイアウトを敢えてフロントモーターレイアウトのみとする事でそれにベストマッチした各所パーツ類を選んでいます。

車の運転フィーリングに左右差を発生させてしまうモーター反トルクの影響ができるだけ発生しないようモーターマウントを後方にオフセットしました。できるだけモーターを重心近くに置くことで反トルクの影響を少なくしたわけです。

ここで注意が必要なのは最良の位置にするためにモーターマウントに更にスペーサーを使用していますがタミヤのモーター以外を使用する場合は、ピニオンをマウントするシャフトが短いことが多いため、このスペーサーが使用できない可能性が高いです。その場合は、スペーサーを外して使用してください。

前後のデフはギアデフを使用しています。ギアデフは軽量デフカップを同梱しているので、これ以上買い足すものはありませんというくらいパーツを厳選しています。

TB05のフロントユニバーサルシャフトは少し短めのものを使用しないと干渉することもありパーツ選びには気を遣うんですが、フロントには新発売される39mmのダブルカルダンドライブシャフトを採用しているので安心して走らせることができます。

ロアアームは最新のTRF420サスアームを搭載していて説明書通りに組めば『TB05であればこうするよね~』というセッティングに仕上がるようになっています。まずは説明書通りに組んでいただいてシャーシが固くて旋回しないなと思うようであればフロントステフナーを外して頂ければ旋回が更に良くなると思います。是非、試してみて下さい。

TA07RRと比較すると、TB05Rを比較すると同じくらいのタイムは出ます。TB05RはTA07RRと同時期に開発されました。それぞれの個性を生かしつつ、同レベルの走りができるようになっています!

TB05Rはシャフトドライブなので良く転がる反面、モーターの反トルクの影響で車の左右の曲がりの差が出やすいです。TA07RRはTB05Rと比較して転がりが落ちる分、左右の曲がりの差が出にくくモーターの反トルクをトラクションに活かすことができるのが特徴です。どちらが良いかは好みで選んでくださいね。