50番のダンパーオイルの固さの差は感じ取れるのか?と言えば、一般的に2,3年ラジコンと向き合っていれば感じ取れると言われています。ダンパーオイルを変えると、どんな風に動きが変わるの?ダンパーオイルのセッティングの詰め方は?と考えている方には参考になるかもしれません。

今回はダンパーオイルの考え方を少しまとめてみました。これはひとつの考え方で、捉え方で変わるものなのであくまで参考に見て下さいね。

ダンパーオイルで何が変わる?

もし、オイルが入っていないオイルダンパーがあった場合、荷重が掛かった方向に車が傾いて一気に車のバランスが変わります。ステアリングを切った瞬間にマシンがスピンしてしまうかもしれません。オイルが入っていないという事は、荷重の変化に対して車がダイレクトに反応するという事です。

逆に、2000番のオイル(普通ではショックに入れる事がほぼ無い)を入れたとすると、どうでしょうか?車はステアリングを切っているのにロールしないので荷重の変化が起こらず全体としてもっさりとした動きになります。タイヤに仕事をさせられないので必要な場所でタイヤのグリップの差を生み出すことができない状態になっているためです。

上級者と初心者のオイル番手の違い

傾向として上級者になる程、オイルは柔らかくなる傾向があります。その上級者の中でも激しい突っ込みをしていくタイプの方はオイルが固めになって、手前から抜いてスイスイと走るタイプの方は柔らかいオイルを使っています。オイルは運転スタイルによって少し変わってくる部分でそういう差が生まれます。

うまい方のマシンを操作した時に、車が動きすぎる(ピクピクする、反応が早い)様に感じるのは、オイルによる影響もあるわけです。

初心者や、中級者の場合は、突っ込みすぎが起こる方の場合には、固めのオイルの方が運転が楽になります。ハンドリングを激しくしても車側で荷重移動をマイルドにしてくれるので楽に操作できます。逆に、初心者、中級者の場合、それを扱いやすい(ミスが少ない)のでベストラップは出ないけれど、アベレージタイムは出やすいといって採用しているケースが多いようです。

ダンパーオイルのセッティング

車が荷重移動が大きすぎる(ダンパーが動きすぎる)場合にはオイルを固くすることが必要でしょうし、車が荷重移動が少なすぎる(ダンパーが動かなすぎる)場合にはオイルを柔らかくすることが必要になります。各社から販売されているオイルの番手を見ても下は200番から上は1000番くらいなので、その間に答えがありそうです。また、キット標準は400番くらいですから、それもヒントになりそうです。

概ね、サーキットによって常連さんのオイルの番手は近寄って来る傾向にあります。走りの好みによって変わる部分もありますが、人によって200番も変わってしまう様な事はあまりありません。ですから、常連さんに何番のオイルを使用しているか聞いてみて、そこを基準に50番単位で好みのオイルを選択していくと的を絞ってセッティングしていく事ができるかもしれません。

まずは、常連さんに聞いた番手のオイルを使用してベストタイムで常連さんにかなり近づいてきたら50番ずつ番手を落としたり、上げたりして好みのフィーリングに近づけていくのが良いかもしれませんね。