標準のギアデフオイルは1000番が指定されていたりします。フロントとリヤのギヤデフオイルの番手は同じで良いのでしょうか?
今回はリヤギアデフについての考え方をまとめてみました。これはひとつの考え方なので、この考え方だけが全てではありませんのでご注意を…。
ほとんどの場合、クリッピングポイントでリヤ荷重でコーナーを曲がる前提で考えた場合、リヤのデフが軽すぎると左右のグリップ差で差動が発生しトラクション抜けが起こります。立ち上がりの動きが裏切られる感じで加速すると思ったら前に出ない感じになったり、予測できない曲がり方になたりします。
リヤデフが重たく強烈なアンダーステアになる場合は必然的にリヤタイヤを滑らせないと小回りが出来なく、その状態はトラクションが掛からない状態でもあります。
イレギュラーな状況としては、カーペット路面の場合に場所によってグリップ差が少ないのでリヤデフオイルを重めのものを使って敢えて少しタイヤを滑らせ走った方が速い場合があります。
タミヤさんで推奨している方法は、リヤギアデフオイル2000番を基準にして、曲がる方向に変えたい場合はオイルを1000番に下げ、加速重視にしたい場合は3000番に上げるという方法ですが実際はサーキットによって路面グリップが異なるので常連さんに敵うものはなさそうです。
今回はリヤギアデフについての考え方をまとめてみました。これはひとつの考え方なので、この考え方だけが全てではありませんのでご注意を…。
目指すべき速い走りとは…
ツーリングカーの場合は、ほとんどの場合ドリフトしない状態で走らせた方が速いです。タイヤの限界を超えないように旋回していった方が速いという言い方でも良いかもしれません。それを踏まえてリヤデフが、どうあるべきか考える必要があります。リヤデフが軽すぎる場合
リヤデフが重すぎる場合
反対にリヤデフに高粘度のオイルを入れて凄く重たくした場合、感じられる症状として車が曲がらなくなります。タイヤの限界を超えないように丁寧に操作したとしてもアンダーステアになって曲がらないと思います。そういった事を予測して意図的にドリフトさせるにはリヤデフが重たい方がリヤを滑らせ安くなります。リヤデフが重たく強烈なアンダーステアになる場合は必然的にリヤタイヤを滑らせないと小回りが出来なく、その状態はトラクションが掛からない状態でもあります。
路面毎の傾向
基本的にアスファルト路面でグリップが高い路面ではデフは固くしていきますし、グリップが低い路面ではデフが柔らかくしていく方向に調整すると走らせ安くなります。リヤデフ調整のコツ
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リヤのギヤデフは柔らかすぎても、固すぎてもトラクション抜けが起こってしまうので、初心者さんの場合答えにたどり着くまでに時間が掛かってしまいます。おすすめの調整方法はサーキットの常連さんに聞いて、おすすめの番手のオイルを入れるのが良いと思います。
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