レーシングラジアルタイヤについて各所で言われている個体差…。前回はタミチャレタイヤ(接着済み)のデータを取ってグリップ差を確認して見ました。もっと手間を掛けられる方はSP.1023でタイヤを作っていった方が安上がりに済みそうです。

今回は接着前タイヤSP.1023についての情報を簡単にまとめてみました。

レーシングラジアルタイヤ購入前の予備知識

レーシングラジアルタイヤには個体差がかなりあります。そのため、4輪すべて同じグリップのタイヤを探すのは至難の業です。コストを安く良いタイヤを揃えるのであれば貼っていないタイヤで作っていった方が左右の溝を気にしなくていいので安く上がります。

外観上の差は、柔らかいタイヤの方が溝が浅い傾向があって、固いタイヤの方が溝が深い傾向があります。うまい方のほとんどは10パックとか、20パックまとめてタイヤを購入して選別作業してから練習用と本番用を分けている様です。

SP.1023のインナーですが茶色くなるくらい古いインナーは、インナーの腰が無くなって買ったばかりの時のインナーと比べて柔らかくなります。そのため、よりグリップを確保したい場合は古いインナーを使うのも効果的だと思います。大体…2~3年寝かすと、そういう状態になります。

ホイールですが、高いリブと低いリブのホイールがありますが、高い方がハイグリップの路面に向いています。車が良く転がりますし、タイヤの面圧も上がります。握った時に前に出る印象です。グリップが低い路面ではリブの低いものを選んでください。

セッティング・走行前のルーティーン

パーティングラインがセンターについているのでニッパーでパーティングラインを取って使用するのが良いと思います。編摩耗を防ぎ安定したグリップが出ると思います。

ゴム成形では離型剤が使用されるので、タイヤ表面に見えてはいなくても離型剤がついていると思います。ですから、仕様前には必ずパーツクリーナーで満遍なくタイヤを拭きます。

基本は4輪同じ柔らかさのタイヤでセッティングを始めます。ほとんどの場合、フロントに少し固いタイヤを持ってきて逃がし目にする方が車の走りが良くなる傾向があります。もっとフロントを逃がしたい場合は、フロントタイヤを、もっと固くしていくと良いと思います。タイヤの組み合わせが決まったら、それをセットにして持っておくわけです。状況に応じてタイヤセットを使い分けられるよう、高グリップ路面用、低グリップ路面用、カーペット路面用等準備しておきます。A5サイズのチャック袋に入れておくと保存状態良く管理できます。

レースでの対応

アスファルト路面でラジアルタイヤが超ハイグリップで困るという場合は少ないですが、カーペット路面では、それがあり得ます。そういう場合は、タイヤとホイールの境目をより密着性を高めるために追い接着しましょう。