マンタレイのアッパーアームは樹脂パーツ。アッパーアームは足回りのセッティングに無くてはならないもの。キャンバー角や、アッパーアーム長の変更等でマシンの動きが劇的に変化します。ということで、今回はタミヤ クラシックバギー マンタレイのターンバックル化をパーツ交換のみで行いました。ちなみに、アッパーアームのターンバックル化はタミヤRCグランプリ公認です。

準備するもの

使用するパーツは1か所につき、これだけです。

・アジャスター × 2ケ
・ターンバックル × 1本(フロント35mm、リヤ42mm)
・フランジパイプ × 1ケ
・ピロボールナット × 1枚
・ボタンビス × 1ケ
・内径5mmシム(0.2mm) × 1枚
・ピロボール × 1ケ

取付手順

①フロントダンパーステーに矢印の向きでフランジパイプを通す。
※フランジパイプはツーリングカー用のものだと太くて通りません!ご注意を!


②内径5mmのシムをフランジパイプにはめてガタを無くす。


③フロントダンパーステーに矢印の向きでボタンビスを通す。


④フロントダンパーステーを挟み込むようにボタンビスにピロボールナットを取り付ける。
⑤ピロボールをアップライトに矢印の向きで取り付ける。


⑥最後にアッパーアームをピロボールナットと、ピロボールにはめ込む。
(アッパーアーム作成の手順は下に掲載しています。)

※リヤも同じ手順です。


アッパーアーム作成手順

アッパーアームの長さは、キット標準でフロント51.0mm、リヤ58.5mmでした。(長さは図の場所で計測しています。フロントは35mmのターンバックル、リヤは42mmのターンバックルを使用してアッパーアームを作って下さい。手順は下の通りです。
①ターンバックルの両端にアジャスターを取り付ける。
②アッパーアームの長さを計測する。計測個所は図の場所を参考にして計測する。
③長さを指定の長さ(フロント51.0mm、リヤ58.5mm)に合わせる。

まとめ

マンタレイのアッパーアームのターンバックル化…難しいと思っていたんですが、あっさりできました。 ポイントは適切な部品を集めて取り付ける事だけ…。特にフランジパイプはマンタレイのダンパーステーに丁度フィットするSP.593を準備するのがポイントです。それ以外は、割と手に入れやすいパーツだと思います。マンタレイのアッパーアームをターンバックル化していない人がいたら是非やってみて下さい。走りがグッと変わりますよ!!