これぞタミヤバギーと言えるマシンBBXがタミヤRCライブで紹介されました。バギーらしいフォルムと現代RCテクノロジーが融合し良く走るカッコいいバギーが登場しました。

情報は様々ですが一部、ヨーロッパの情報では8月ごろの発売との噂も…。魅力あるBBX情報を先取りしよう。


どんな流れで、このマシンが発表に至ったのか?どういうところをモチーフにして開発されたのか?まず、最近バギーブームやラリーブームなど、カッコ良くRC走行出来て、更に見た目もカッコ良いものが流行っているのもあって、タミヤとして一番格好いいバギーカーを作らないとダメなんじゃないか?という事になりました。


では、一番格好いいバギーとは、どんなものなのか?開発も3年間ほど悩み、クラシックテイストの格好良さ、本当に実車にあるバギーカーを近代的なメカニズムと走りで実現したバギーが一番格好いいのではないかという結論に至り、それを実現するための会議を毎週のように行ってきました。


ネーミング、カラーリングに至るまで何種類ものパターンを作成し、サスペンションはこうしたら良いとか、フレームはこうしたら良いとか、ダンパーはしなやかでハイクヲリティなものを採用したいとか…。パイプフレームだけでも10種類以上のカラーリングが試作されました。


タイヤサイズにも拘りがあって、実車のサイズ感に捉われずRCだからできる洗練されたデザインを施しました。この甲斐もあって史上最高に格好いいバギーカーが完成に至りました。そして、それがBBXというわけです。


新規のロワシャーシは一体成型で、トップ側にはロールゲージを採用しています。前後のサスペンションも新規の設計でフロントはダブルウィッシュボーン、リヤはトレーリングアームです。ストロークも十分に確保されており、しなやかにサスペンションが作動します。


モーターは実車でもエンジンが搭載されている位置に配置し、リヤトラクションを最大に確保できる様にしています。更にメンテナンス性を上げるためにビス3本を緩めればフレームをトランクを開けるように跳ね上げることができ簡単にモーターにアクセスできるようになります。


ボディは5分割になっていてマジックテープで脱着でき、ボディマウントが無いので見た目を損ないません。ボンネット部分のボディをはがし、ピンを抜くと簡単にバッテリーを外すことができます。


BBXではアルミケースのエアレーションダンパーを採用しています。そのため、見た目だけでなく機能的にも優れています。また、リヤモーター上部フレームに後付けでオプションパーツをつけるとスペアタイヤを装着することが可能ですから、更なるドレスアップを楽しむことできます。また、タイヤを搭載することでトラクションを上げることもできますから走りの変化を楽しむこともできますね。


BBXの名前の由来は、カタカナでネーミングすると過去のものと重複したり、古臭く感じてしまう事があります。また、海外への販売も視野に入れているためアルファベット3文字くらいのネーミングを考えていました。数多い候補の中で社内コンペを行いBBXに決定しました。


最後に、キット標準の詳細構成です。ボディ厚0.7MM、全長414MM、全幅233MM、ホイールベース283MM、ダンパーはエアレーションダンパー、リヤモーター2WD、ライトケース付属、ドライバー人形付属、フルボールベアリング、タイヤ・ホイールは六角ハブで取り付けることのできる新設計となります。駆動系はTA06,TRF201,M07,XV01,TD4で使用できるものが共通パーツとして使用できます。ユニバーサルシャフト、ハイトルクサーボセイバーも標準装備です。